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q1グランプリ

Q1グランプリ受賞 施工事例紹介

レフ松山市駅 bY ベッセルホテルズの写真
レフ松山市駅 bY ベッセルホテルズ

設計プラン営業担当

営業担当 野入
営業担当 野入

今回ご紹介するのは、愛媛県松山市の中心部「レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ」様にて実施したカラス対策工事です。松山市駅周辺は市街地再開発の進行に伴い、人の往来が非常に多く、鳥害(特にハト・カラス)の発生頻度が高い地域でもあります。当社はこれまでにもJR松山駅、住友生命松山ビル、NTT西日本四国支店ビルなど、同エリアにて多数の施工実績を重ねてまいりました。

本案件では、ホテルのブランドイメージを損なわず、かつ短期で成果を期待できる対策を強く求められていました。現地調査とヒアリングの結果、看板棟の笠木部に【Eフラット(鳥類用電気ショック)】、非常階段の手すりには【3段バードワイヤー】を組み合わせたプランをご提案。高所かつ人目につく場所であるため、美観と安全性の両立を徹底し、最適なソリューションを実現しました。

施工ポイント

本施工は、3月26日〜27日の2日間にわたり、以下の3箇所で実施されました。

【1】非常階段(BSW)
【2】屋上南側端部
【3】看板棟上部
施工時の最大の課題は「安全性」と「現場対応力」でした。非常階段や看板棟は人通りの激しい駅前に面しており、資材の落下リスクを最小限にするため、全作業にわたり徹底的な養生テープ処理と落下防止策を講じました。
特に看板棟の笠木部は、高所かつ構造が複雑で、Eフラットの設置には精密な位置取りと電源ラインの確保が求められました。また、太陽光パネルの位置は当初南西向きでの安定設置を想定していましたが、施主からの真南への変更要望を受け、現場で即時に固定方法を再設計し対応しました。
さらに、非常階段に設置された「くの字ステイ」は非常用避難経路としての利用が想定されるため、安全性に配慮し、突起物のすべてを外向きに配置。衣服や顔への接触リスクを避ける工夫として、ホースバンドの配置や施工角度にも細心の注意を払いました。
施工完了後、施主様からは「設備の目立ちにくさ」「丁寧な安全対策」「現場判断力」の3点において高評価をいただきました。

<p>非常用避難経路としての利用を想定し、<span>安全性に配慮し外向きに配置したくの字ステイ</span></p>

非常用避難経路としての利用を想定し、安全性に配慮し外向きに配置したくの字ステイ

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